トップメッセージ

平和不動産の挑戦 ――「街を拓く、未来を開く」

代表取締役社長の土本清幸でございます。
皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々、日々感染症と闘っていらっしゃる医療・看護関係者の皆様に対して、お見舞いと感謝を申し上げます。

当社は、日本の金融マーケットの中枢的機能・役割を担う東京、大阪、名古屋などの証券取引所ビルのオーナー企業として1947年に設立されました。以来、証券市場のインフラを支える重責を担い、日本で唯一の証券取引所ビルのオーナー不動産会社としての信頼を基盤として業容を拡大してまいりました。
不動産事業の基本的な使命は、そこに集う企業や人々が力を発揮したり、豊かな生活を送ったりするために、利便性や快適性、安全といった環境を提供すること。すなわち、街のインフラとソフト面の2つを向上させていくことが、役割であると考えています。

創業以来、日本橋兜町・茅場町に軸足を置いてきた当社グループだからこそ、街の個性を継承し、新たな価値を創り出すことができる――。当社グループが考える「日本橋兜町・茅場町らしさの再活性化」は、かつてと同じ賑わいを取り戻すのではなく、働く人、住む人、来街する人がいる色合いのある街に変えていくことであります。そうした中で、街づくりではそのエリアが持つ特性を生かし、伸ばしていくことが大切であり、この点において、やはりこの街では「金融・証券のフィールド」でエッジを効かせていくことが欠かせないと考えております。
昨年開業したKABUTO ONEには、世界最大規模のキューブ型大型 LED ディスプレイ「The HEART」を設置し、これまでのように画一的な経済情報を伝えるだけでなく、経済の動きや市況を心臓の鼓動・血液循環をモチーフにしたアート表現に変換することで、直感的に今起きていることを体感して頂くデザインを実現しており、日本橋兜町・茅場町の新たなシンボルとなることを期待しております。

再開発、街の賑わい創出の中で、我々にしかできない街づくり、我々だからこそできる環境・社会課題の解決を通して、企業価値の向上を図ってまいります。さらには、日本橋兜町・茅場町の街づくりでの実績、経験を踏まえて、これから取り組む札幌再開発事業においても大きく貢献するポジションを築き、「街づくりに貢献する会社」としての役割をこれまで以上に果たす存在でありたいと思っています。

当社は、今年7月に創立75周年を迎えます。「プライム市場」への移行、求められるサステナビリティ経営の高度化、急速なDXの進展、ワークスタイルやライフスタイルの多様化等、当社グループを取り巻く経営環境も大きく変化しております。
外部環境の変化が著しい状況ではございますが、ステークホルダーの多様化するニーズを迅速かつ適切に捉え、着実な企業価値向上に向けて、経営に取り組んでまいる所存でございますので、引き続き当社の取り組みにご理解とご支援をいただきますようお願いいたします。

2022年4月1日
代表取締役社長

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