Edible KAYABAEN
グッドデザイン賞 2023
第45回緑の都市賞「都市緑化機構会長賞」 NEW!
当該施設は、遊休地のビル屋上約600㎡を200種以上の「食べられる菜園」へ整備することにより、持続的な都市緑化を実現。かつ、食育活動を通した、子どもを中心とした地域による継続的なコミュニティ活動の機会提供をすることで、中央区の課題解決と賑わい形成を企図した。
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グッドデザイン賞2023 評価コメント
都市部の遊休屋上スペースを活用した屋上菜園自体は、全国でも増えてきたが、この取り組みがそれらと異なっている点は、「Edible教育」を継続している点。栽培・収穫・調理のみならず、観察を通じた学びのプログラムを開発し、都心に住む多くの子どもたちに提供しているほか、コンポストなどの循環モデルも実現している。都市の異なるレイヤーがエディブルシティとして再編され続けるとともに、叶うなら、この取り組みが地上階にも拡がることを期待したい。
キャプション by Hyatt 兜町 東京
グッドデザイン賞 2025
林野庁長官賞 2025NEW!
ウッドデザイン賞 2025NEW!
「キャプション by Hyatt 兜町 東京」は、ハイアットの新しいライフスタイルホテルブランドとして誕生した。歴史ある兜町を「滞在する街」へと進化させることを目指し、地域とつながる“ハブ”としての役割を担う。平和不動産のサステナブルな街づくりの一環として、木造ハイブリッド構造を採用し、環境配慮と快適性を両立。ホテルを起点に、兜町・茅場町エリアに新たな賑わいと回遊性を生み出すプロジェクトである。なお、国⼟交通省の「令和 4 年度サステナブル建築物等先導事業(⽊造先導型)」において、外資系ホテルブランドとして初の採択を受けたほか、都内ホテルとして初めて「DBJ Green Building 認証(プラン認証)」を取得している。
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グッドデザイン賞2025 評価コメント
ハイブリッドを含む木質構造を採用した中高層ビルの事例は、オフィス用途を中心として増加し つつあるが、旅行者向けの上質なホテルに採用された事例はほとんどない。日本に訪れる外国人観光 客が目にする観光資源の多くは木造であるのにも関わらず、一部の老舗旅館を除いては宿泊場所でそ れを感じることができないのはこれまで当然のこととされてきた。当作品は、木構造のフレームやス ラブ型枠を内外に露出させ、ここに滞在する人々に欧米のホテルのスタンダードを持ちながら日本ら しさを感じさせる表現を積極的に行っている。証券ビジネスマンのためにあった兜町を、時代の変遷 に伴い魅力的に変貌をさせていこうとする事業主の一連の開発でもあり、ホテルのあり方、街の変化 の仕方を含め、「はじめの一歩 から広がるデザイン」としての期待が膨らむグッドデザインである。
林野庁長官賞2025 評価コメント
「日本橋兜町・茅場町のまちづくりの一環として整備された、地上 12 階建ての木造ハイブリッド構造による都市型ホテル。環境負荷を抑えながら、快適性・機能性・耐火性を両立し、木構造の魅力を内外装に生かした、都心における中高層木造建築の可能性を示す先導的事例。全国各地の工場との関係構築を図ることで、集成材工場のない東京都心においても、産地・樹種・強度などのニー ズに合わせた安定的入手ができるインフラを整えた取組み。
白水社東京本社オフィス
グッドデザイン賞 2024
長年に渡り総合ディスプレイ会社として空間創造を担ってきた白水社は、創業75年の節目に移転を決定。新オフィスを当社が街づくりを推進する日本橋兜町に選定いただきました。
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グッドデザイン賞2024 評価コメント
まず内部階段の竪穴で来訪者を迎えるエントランスホールの構えが素晴らしい。また竪穴の存在によって間口を狭め、ボトルネックとなる部分にセキュリティゲートを設置するなど、プラン上も合理的である。奥に拡がる 1F のワークプレイスでは、その竪穴や階段に呼応するように高さの異なる床が場を緩やかに分節し、多様な居場所を提供している。社員がその時々の仕事内容に応じて、最適な場を選択しながら働く動的な風景が想像できる。また B1F は、1F とは全く違う白く明るい空間で、その差異が社員のモードチェンジを促すのであろう。様々なきっかけに満ちたグッドデザイン賞に相応しいワークプレイスである。
兜町第7平和ビル
グッドデザイン賞 2023
銀行として使われていた本建物の屋内空間を用途変更にて店舗化するとともに一部屋外化。既存部材や撤去された階段の跡はそのままに、植物模様の手摺金具や花崗岩の床材、かつての住居表示板を再加工している。更に近隣の新築ビル(KITOKI)で使用された木の型枠を再活用するのに加え、日本橋川の水面のイメージから銅板の天井素材を取り入れ、エリア内での循環を意匠として表現している。ベンチやカウンターなども配置し、誰もが立ち寄りやすいスペースとすることで待ち合わせや談笑、購入したブレッドやコーヒーを食したりと、多様な動きが生まれる空間とした。
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グッドデザイン賞2023 評価コメント
以前にここをふらっと通りかかったことがある。兜町が変わってきていることは知っていたのだが、大きな開発だけでなく、コンパクトなプロジェクトを組み合わせて、街が有機的で生き生きとしていることが感じられた。ここでは、大きな計画にありがちな「街並み」というより「街角」が生まれている。減築し屋外化したスペースには、手触りのあるテクスチャーや物語を感じさせる部品が再利用されている。この小さな時間や歴史の断片の集積によって、人の居場所をつくることに成功しているのではないか。都市とは時間が重層することで厚みを増していくのだという普遍的なアイディアの実現は、やはり多くの人にとって魅力的に映ることはこのプロジェクトが証明してくれている。接木のように街をつくることが私たちの都市でも可能なのだ。
KITOKI
ウッドデザイン賞 2022
都市における木材活用の可能性を拓く「KITOKI」はSRC造による3層飛ばしのメガストラクチャーの内側に木造建築を組み合わせた10階建ての店舗兼オフィス。コンクリートの持つ100年もの耐久性と、木造建築の軽やかさのコンビネーションにより、都市の木質化に新しい可能性を拓きます。
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ウッドデザイン賞2022 評価コメント
SRC造構造体に木造建築物を入れ子状に組み込んだ独自性ある作品である。実質的に低層木造建築と見なされるため、木造住宅のノウハウや特徴を活かしてフロアごとに様々な空間デザインを見せることに成功している。
The HEART
日本サインデザイン賞 2022
デジタルサイネージアワード 2022
Red Dot Design Award 2022
グッドデザイン賞 2021
「コト始めの街」「投資・証券の街」日本橋兜町は明治以来、渋澤栄⼀翁が⽇本初の証券取引所や銀⾏を興した地歴を持つ。2021年この地に日本経済の循環する血流の源として「心臓」を象徴する「The HEART」が誕生。アイコニックなデザイン・ローテーションする分割されたLED機構は世界最大規模。この地の新たなシンボルとなる。
日本サインデザイン賞2022 評価コメント
今回受賞した「The HEART」は、日本経済の循環する血流の源として心臓を象徴したデジタルサイネージです。アイコニックなデザインのキューブ型LEDディスプレイ(幅6m、高さ5.5m、奥行き3m)、かつローテーションする分割されたLED機構は世界最大規模となっています。株価データをリアルタイムで処理し心臓をイメージした抽象表現に落とし込んだデータビジュアライゼーションは、株や経済に詳しくない人も日本経済の循環・脈動・熱量を直感的に感じることができるコンテンツとなっています。
デジタルサイネージアワード2022 評価コメント
立体で可動タイプのLEDサイネージは国内では初めての事例でインパクトは大きい。ロケーションの制約はあるが、表示情報のバリエーションも多く、今後このタイプのサイネージが増えていくことが期待される。デザイン性にこだわったLEDの筐体設計(耐震・重量物)には非常に苦労されたと感じる。コンテンツも日本経済を象徴するTOPICなどを活用し、オリジナリティの高いメディアになっていることに感動した。形状やコンセプトが突出してユニーク。可動領域の分割にあわせた情報のインターフェイスも非常におもしろい。
Red Dot Design Award2022 評価コメント
大型複合用途ビル「KABUTO ONE」1階アトリウムに設置された世界最大規模のキューブ型大型LEDディスプレイ「The HEART」が、国際的に権威のあるデザイン賞「Red Dot Design Award 2022」(レッドドットデザイン賞 2022)においてプロダクトデザインのInterior Design Elements部門で受賞いたしましたので、お知らせいたします。
グッドデザイン賞2021 評価コメント
世界最大規模というローテーションするLED機構は、角地に面することで、圧倒的な迫力と情報発信力を発揮できそうです。証券取引所の⽴会場閉鎖の影響で、日本橋兜町の金融街としてのリアルな熱気や賑わいが次第に薄れていくことは止むを得ないとしても、IT化されて熱量が伝わりにくくなった取引を視覚化して、なんとかこの地の意味や歴史を来街者に伝えたいという関係者の想いが形になっています。「The HEART」という名前もいい。生き物のように、世界情勢に敏感に反応するマーケットの様子を「心臓」になぞらえて、巨大な物体がリアルに動きながら、そこに映されるダイナミックな映像が、日本橋兜町の新しい象徴となることを期待しています。
兜町第5平和ビル
グッドデザイン賞 2020
「コト始めの街」「投資・証券の街」。日本橋兜町は、明治以来、渋澤栄一翁が日本初の証券取引所や銀行を興した地歴を持つ。大正12(1923)年竣工の兜町第5平和ビル。令和元(2019)年、31年前に覆われた外装鋼鈑パネルを取り外し、大正時代の姿を伝えるファサードへ改修を実施。現在は、複合商業施設として稼働する。
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グッドデザイン賞2020 評価コメント
関東大震災の年に竣工した銀行別館建物のリノベーションとファサード改修。ファサード改修は、大正時代の建築物の姿を伝えつつ97年の時間経過の中で加えられてきた様々な痕跡を残す方法を採っている。歴史性や象徴性を強調することない改修によって、長い間そこに建っていた建築物のまちに馴染んだ存在感を際立たせるものとなっている。約10haを対象とした地区再活性化プロジェクトに先立つハブとして、この比較的小規模な建物のリノベーションから始めているプロセス設計も興味深い。