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をつくる

2016年入社濱川 明香

ビルディング事業部

INTERVIEW 子供たちの未来に繋がる仕事がしたい
不動産会社の可能性を拓く

Hamakawa Akika

子供たちの未来に
繋がる仕事を

― 転職の経緯について教えてください。

当社に入社する前の数年は、家庭の事情で前職を退職し、海外で生活を送っていました。駐在中、固有名詞ではなく“〇〇君のママ”と呼ばれることに違和感を覚え、個人としての社会との繋がりを求める気持ちが強くなり、帰国後すぐに再就職活動を始めました。そこで出会ったのが当社です。面接の時に説明を受けた役員や担当の方から、当社が再開発事業を進めている日本橋兜町・茅場町地区において、金融貢献事業を推進して「国際金融都市・東京」構想の一翼を担っていくこと、新興資産運用会社やフィンテック等のスタートアップ企業をサポートしていくという話を伺い、この事業の発展は我が子も含めた子供たち、次世代に繋がる仕事だと感銘を受けました。
また、「街づくり」という会社全体の取組みに惹かれました。私は幼少期を海外で過ごしたこともあり、これまでに住んだ海外都市と日本や東京を比較して見ることがあります。その中で、日本はポテンシャルが沢山あるにもかかわらず、他と比較すると都市としての魅力や個性に欠ける。まだまだ出来ること、すべきことが沢山あるのではないかという思いがあり、不動産業はこれまでのキャリアと直接繋がる部分はありませんでしたが、一歩踏み出してみることにしました。

個のポテンシャルを
最大限に活かす

― 当社に入社して感じたことを教えてください。

当社の個性は2つ挙げられると思います。一つ目は、意思決定が速いということ、もう一つは社員一人ひとりの個性と能力を会社が理解していることです。いずれも当社の会社規模、社員数が少ないから出来ることだと思っています。
例えば、当社では手続きが迅速に進められます。前職では一つのりん議を通すのに関係者への事前説明も含めると何週間もかかる場合もありましたが、当社は自分が素早く対応すれば周囲もそれに合わせて動いてくれる。手続きが速ければ意思決定も早い。これは少人数の当社ならではの強みで、役員も含めて風通しが良く、日々活発に忌憚なくコミュニケーションが取れている所以だと思います。
そして、社員一人ひとりが強みを発揮しながら仕事に携わり業務効率の最大化が図られているということ。不動産業の知見も経験なく不安な気持ちで入社した私も、海外での生活や前職での経験を活かし、金融貢献事業に従事させてもらっています。その一環で2017年から整備を始めたサービスオフィス「FinGATE(フィンゲート)」には国内外の独立系資産運用会社、フィンテック等のスタートアップに入居いただいていますが、その内約2割が外国企業です。実は私自身が海外の方と交渉したり英語を使う機会が多いのは、グローバルに事業展開している前職ではなく当社なんです。自分の強みが活かせる環境をありがたく思っていますし、より海外の方とコミュニケーションがとれるように隙間時間で英字メディアからの情報収集を積極的に行うことなどを心掛けています。現在のように高い関心が示されていなかった国内資産運用業の課題に着目し、新興資産運用会社に焦点を当てた「FinGATE」の取組みが軌道に乗っているのも、当社のスピード感と当社自身が持つスタートアップの気質ありきではないかと思っています。

いずれは事業の
多角化に貢献したい

― 現在のお仕事とこれからのビジョンを教えてください。

「国際金融都市・東京」構想の実現に向けて、入居するスタートアップの起業や事業拡大のサポートに向けて様々な取り組みを行っています。会社のステージに合わせた事務所の提供はもちろんですが、金融系の会社が多いため、金融系ライセンスの円滑な取得に向けてFinGATEに入居いただいている金融庁と財務局の「拠点開設サポートデスク」と連携したり、また、業界の情報収集やネットワーク構築が活発に行えるようイベントやセミナー等も頻繁に開催しています。連携という意味合いでは、海外ロードショーを通じて、海外のインキュベーション関係者等、外国との協力関係構築にも力を入れています。当社単独でできることには限りがありますので、行政の方の他、国内外のインキュベーション関係者、士業、サービスプロバイダー等実に幅広い業種の方と協力関係を構築するのが非常に重要でありこの仕事の面白みの一つです。
私は3年間、国内初の官民連携の金融プロモーション組織であるFinCity.Tokyoに出向する機会にも恵まれ、ここでは組織の立ち上げという他では経験しがたい業務に関わることができました。この体験はその後、「FinGATE」でスタートアップをサポートする立場に戻ってからも様々な側面で活きていると実感しています。また、FinCity.Tokyoでは、外国企業での勤務経験が長い方とも一緒に仕事をさせていただき、これまで以上に、仕事をする際の自分の考えと目的意識を意識するようになりました。「いかなる仕事もその仕事を通じて自分自身が何を成し遂げたいかを明確にする。」という考え方は、当時の私にとって恥ずかしながら目から鱗が落ちる思いで、仕事に対するスタンスがガラッと変わりましたし、何より仕事そのものを楽しむことが得意になりました。
「FinGATE」では、スタートアップと接点が多いので、最先端の技術や情報と社会の発展を実感することが出来るので多くの刺激を受けます。今後、という意味では、当社が東京の国際金融都市としての一翼を担っていくというミッションを持っている以上、より多くの外国企業や人材の集積を目指していくためにも、当社自身も海外との接点を拡大すべきであり、また、海外に拠点を持つことも選択肢の一つではないかと考えています。海外にもう一度住みたいという個人的な夢もありますし、何より自分自身が描く将来の会社の在り方に結びつくものがあるのではないかという思いがあるからこそ、コロナ禍が明けてから再開している海外ロードショーも、外国企業が誘致できるということ以上の面白みを感じています。

雪山でスキー

雪山で思い切り滑ると、頭の中も整理できるし、ストレスもどこかに吹き飛ぶ。そして自分が出来ることは子供に伝えたいという思いもあって毎冬2、3回スキーに行きます。

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