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をつくる

2004年入社原澤 憲

不動産投資事業部

INTERVIEW 平和不動産らしさを確立しつつ
多様性を受け入れるマネジメントを

Harasawa Ken

まさか自分が
不動産会社に転職するとは

― 転職の経緯について教えてください。

新入社員として前職の金融機関に8年ほど在籍し、当社に転職をして20年になります。当時不動産会社に転職することは全く考えていませんでしたが、金融機関では会社を格付けする審査部門があり、そこでの資料で証券取引所を所有しているユニークな不動産会社があるということは記憶に残っていました。その後、偶然にも融資担当として当社と関わるようになり、現在の不動産投資事業部の前身である部署の当時の部長から金融・財務への知見を見込まれ、お声がけをいただいたことが当社への転職のきっかけです。
上場J-REITが立ち上がり20年超、今では市場も活況ですが、当時、事業基盤の拡大を視野に上場リートを立ち上げるというプロジェクトに携わる中で、不動産会社は泥臭い仕事が多い印象でしたが、当社は結構戦略的に事業を展開しているんだな、と客観的に思ったことを覚えています。

チャレンジさせてもらい
ながら手探りで学んだ

― これまでで印象深い仕事はありましたか。

当社に入社してしばらくは上場リート立ち上げのプロジェクトに関わっていました。金融機関では資産の流動化、証券化と呼ばれる、バブル期の不動産を財務リストラするようなファイナンススキームの一環であったものが、2000年代にJ-REITができ“不動産投資信託”が一般化された、洗練されたのがこの20年という印象です。当時は持っている不動産を売る、という発想がそもそもありませんでしたから、書類が揃っていない、不動産の収支を把握していない、ということもありましたし、SPCや信託受益権での売買契約の締結や物件の引渡し、資金決済等を遂行するクロージング業務ができる人材が少なかったんです。あの時代は当社だけでなくどの会社でも手探りだったね、よくやったよねと、今になっても仲間内で話題になることがあります。
その後、大学院MBA制度に手を挙げて行かせてもらい、勉強させてもらったことももちろんですが、人的ネットワークと言うか横の繋がりができたのが一番の収穫だったかもしれません。当時悩みながら切磋琢磨した仲間が現在各社の部長、役員になっていて、さらに色々な話ができるようになってきました。当社は資格支援制度や大学シティキャンパス受講制度等充実していますから、自身の可能性を広げるためにも積極的に活用してもらいたいですね。

キャリア採用だからこそ
見えてくる平和不動産らしさ

― 事業部長として意識していることはありますか。

当社の魅力有り無しに関わらず、個人のキャリアプランとしては転職も当たり前になってきている中で、当然当社を出ていく人もいれば新しく入ってくる人もいる。異動も含めて部署のメンバーの入れ替えは事業継続性の観点から常に意識しています。財務部から当部(不動産投資事業部)に異動してきた当初、若手が粒ぞろいで頑張っていたことにとても驚きました。本を読んだり資格を取得するだけでは実際に動けませんから、会社の仕組みや不動産の業務がある程度わかってきたらどんどん売買業務を経験して欲しいと思っています。今の若手は真面目ですから、各人のポテンシャルを引き出すようにマネジメントしていくよう意識しています。
また、私もそうでしたが、出身業界が違うと例えばこの年次なら当然知ってるよね、といういわゆる一般常識が違うので、その標準化の難しさは感じています。良い意味で平和不動産のやり方、平和不動産らしさに慣れてもらわないといけない、ということは平和不動産の核が何なのかを我々も見直さないといけないと思っています。普通の会社は顔と名前なんて一致しないですし、ましてやエレベーターで乗り合わせた人の階数ボタンを押してあげるとか無いですから(笑)。部署名が無くても名前でわかるほど少人数である当社ならではの良さを上手く仕事に活かすマネジメントはこれからの私の目標ですね。

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