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をつくる

2022年入社佐藤 未来

地域共創部

INTERVIEW 兜町の魅力を発信することで
この街が人を惹きつける次のフェーズへ

Sato Miku

街の魅力を
編集する作業

― 転職の経緯について教えてください。

前職では首都圏の商業ビルの開発・運営を行っていました。フロアのコンセプト設定から区画割の検討、ブランド誘致、店舗のオープンフォローまで、一つの大きい箱の編集者のような役割です。前職の仕事もとてもやりがいがありましたが、箱の中だけで終わらせるのではなく、街に染み出す開発をしたいと考えたのが転職を考えたきっかけです。大手デベロッパーだと商業施設の専門職としての採用が多く、商業施設に限らず街全体の開発や運営にも携わりたいと思っていた私は、当社のような中堅デベロッパーを視野に転職活動をしていました。実は当社に入社する前から“兜町”という街のことは知っていたんです。K5(ケーファイブ)という築100年になるビルをリノベーションしたホテルや独自性の高い路面店舗ができた際にはよく兜町に視察に行ったことを覚えています。転職活動をしている中で当社が兜町の“仕掛け人”だと知って興味を持ったことは間違いありません。
現在は地域共創部で当社創業の地である日本橋兜町・茅場町の賑わいをつくり、街の魅力を発信することが主な業務です。いつ誰にどんな形で届けるか、因数分解しながら企画の内容やコンセプト、情報発信ツール等を検討していく作業は、まさに前職の箱の編集の考え方が活かされているのではと感じています。

一貫して責任を持つことが
愛着となる

― 当社に入社して感じたことを教えてください。

一番驚いたのは“プロジェクトの入口から出口までを同じ担当者が一貫して担当する”ことです。入社して最初に配属されたビルディング事業部ではオフィスビルの運営管理とリーシング業務に携わっていましたが、一担当者が担当物件の営業業務だけでなく経理的な業務も管理していました。前職では同じプロジェクトでも部署毎に業務が分断されており、ある意味システマチックな働き方をしていたので、当社社員の知識の幅の広さに驚いた記憶があります。私自身、現在担当している街の賑わいづくりの業務では、戦略立案から具体的な施策内容の検討、行政や管理部門との対応等、基本的には全て任せてもらっており、関係各所と協力しながらプロジェクトを進めています。知識体得に向け日々勉強中ですが、業務を一貫して担当することで見えてくる新たな発見も多く、その発見を次のプロジェクトに活かせるようにトレースをしていきたいと思っています。
職場は非常にアットホームです。従業員が100名程度ですのですぐに顔と名前が一致しますし、部署の垣根を越えて何でも相談しやすい環境です。「佐藤」という名字の社員は社内に複数名いるので、社内では“未来さん”と呼んでくれる方も多く、先輩も後輩も気さくに話しかけてくれて転職当初の不安はすぐに解消されました。前職よりも残業は減りましたが、同僚と仕事終わりに飲みに行く回数は確実に増えていると思います(笑)。

兜町を消費されないフェーズに
引き上げる

― 現在のお仕事とこれからのビジョンを教えてください。

現在私は、日本橋兜町・茅場町の賑わいをつくるための施策の実施と、当社直営施設の収支・運営管理を担当しています。今の部署で、どのように兜町の魅力を高め、それをどのように発信していくかを考える際に、初めにビルディング事業部で「オフィスワーカーにとって魅力的な街とはどんな街か」という視点を体感できたことはとても有意義だったと思っています。また、街の魅力を向上させることで結果、街の価値が上がり周辺オフィスビルの賃料アップに繋がっていく…会社に部署としてどのように貢献できるのかを考えるきっかけにもなりました。
現在兜町にはここにしかない魅力的な施設や店舗が続々とオープンし、これらを通じたこの街への来街者数も数年前と比較して格段に増えています。一方で、前職時代に痛感しましたが、ブランドのブームは非常に刹那的でどんどん入れ替わります。私は兜町をトレンドタウンで終わらせるのではなく、この街自体が本質的に人を惹きつける魅力を持ち、街としての価値が確立されるフェーズに引き上げていきたいと考えています。これからも働く人、来街者、町会、行政等々の色々な人を巻き込みながら、兜町が賑わい溢れる街になるための仕掛けを検討していきます。

青と白の街ギリシャ

コロナ禍で延期していた新婚旅行で、長期休暇を取得してギリシャのサントリーニ島へ行きました。よく有給休暇を使って国内外問わず出かけることでリフレッシュしています。

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