街の一員として街を
盛り上げていく
飲食店舗を誘致

PROJECT STORY vol.04 Chapter1 低層部の施設
立ち上げを担当

2021年4月にビルディング事業部から開発推進部に異動となりましたが、異動後は開業が近づいているKABUTO ONEの主に低層部の施設立ち上げを担当しました。1階飲食店舗については、前部からの継続業務もありましたが、リーシング戦略の立案、営業活動、契約業務、各種工事の発注からスケジュールやコストの管理、また店舗開業業務等、飲食店舗立ち上げに関する一連の業務に携わりました。
3階Library Lounge Kable、4階Hall & Conferenceについては、内装デザインおよび家具什器等の選定や各種工事の発注、開業までのスケジュール管理等の業務を担いました。
異動によりプロジェクト途中からの参画となったものの、開業までのスケジュールは待ったなしの状態であったため、自らがリーダーシップを発揮し、社内外の関係者を巻き込みながらプロジェクトを確実に推進する必要がありました。また、施設開業後の運営を担当する地域共創部等、複数部署で推進するプロジェクトであったため、社内外問わず、密にコミュニケーションを図ることを惜しまず、メンバー全員が納得できる施設となるよう心掛けました。無事、各施設の開業を迎えることができたときはとても充実感がありました。

Chapter2 コロナ禍での
飲食店舗リーシング

KABUTO ONEの飲食店舗リーシングについては、2019年夏頃から本格的に着手しました。当時はビルディング事業部に所属していましたが、開発推進部の山中さんと一緒に、リーシング戦略の立案から各店舗の具体的な営業活動まで行いました。当時の兜町はK5もまだオープンしていなかったこともあり、オフィス街のイメージが強く、飲食店舗の出店先としてはなかなか魅力的に感じてもらえず、リーシングには苦戦しました。その中でも、当社の取組や思いに共感してくれる先とコミュニケーションを深めていくことで、何とか全ての区画を一斉に開業させることができました。
「HOPPERS」の伊藤一城さん(スパイスカフェオーナーシェフ)も、当社の思いに共感し、出店を決意いただいた一人でした。ただし、当時はコロナ禍真っ只中で飲食店は厳しい状況にあり、その中で新店舗を開業させることは大きなリスクであることは言うまでもありませんでした。出店に向けた具体的な協議を進めている中で、一度は出店をお断りされましたが、それでも諦めず、何度もお店に足を運び伊藤さんと会話を重ねながら、粘り強く交渉、提案をすることで、最終的には出店を決意いただくことができました。
HOPPERSの伊藤さんをはじめ、エリア内の飲食店舗の皆様に兜町に出店して良かったと思ってもらえるよう、今後も兜町を盛り上げていきたいと思います。

Chapter3 街の賑わいに必要な存在

「KABUTO ONE」に入居いただいている飲食店舗1店1店が、この街を盛り上げていくために必要不可欠な存在です。リーシングにおいては、ただ契約を交わし、賃料をいただくだけの関係ではなく、この街の一員として、一緒に街を盛り上げていくパートナーとして出店のお声掛けをしていました。街としては、まだまだ発展途上ですが、そのポテンシャル、そして街の再活性化に本気で取り組む私たちの姿勢に共感いただけたことはとてもありがたいです。そして何よりもK5のメンバーをはじめ魅力的なプレイヤーが次々とこの場所に集まりだしていることこそが、更に魅力的なプレイヤーを呼び込む、今の兜町の求心力に繋がっていると感じています。
今後も、飲食に限らず様々なプロジェクトを通じて、兜町・茅場町を一緒に盛り上げてくれるチームの輪を広げていきたいと考えています。

プロジェクト