ニュースリリース

Edible KAYABAENにおける阪本小への授業提供について

2022年10月5日

平和不動産株式会社(代表執行役社長:土本 清幸)は日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトを推進しておりますが、その一環である「Edible KAYABAEN」プロジェクト(以下、「本プロジェクト」)において、中央区立阪本小学校(以下、「阪本小」)の2年生約30名を対象に、食育授業の提供を開始したことをお知らせいたします。

「Edible KAYABAEN」プロジェクト

1.背景
本プロジェクトでは、当社が、株式会社ユニバーサル園芸社(代表取締役社長:安部 豪)、一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン(代表理事:堀口 博子、共同代表:西村 和代。以下、「ESYJ」)と連携し、東京証券会館の屋上にて菜園を含む屋上ファームガーデンに取り組んでおります。
建物の屋上を有効活用することで、都市における「食」についての持続可能な地域循環の実現と教育の実践、それに豊かな地域社会に向けた貢献に寄与する場となることを目指しております。そこで、中央区日本橋兜町に位置する、明治初期に「一番校」として開校した阪本小へ、ESYJと共に授業提供を開始することとしました。

2.実施内容
生活科の単元と連携した4回シリーズの授業となります。9月12日に1回目の授業が実施されました。
1回目テーマ 「大きく育てわたしたちの野菜」
日程     9月12日(月)10:30~12:00
内容      ガーデンハイク、種の観察、秋冬野菜の種まき

3.活動の様子
今回初めてEdible KAYABAENに足を踏み入れた阪本小学校の子どもたち。
エレベーターで屋上へ上がり、扉を抜けると広がる菜園の様子に多くの子どもたちが目を輝かせ、中には「うわ~天国だ~」とつぶやく子どもの姿も。
5,6人の小グループに分かれた子どもたちは、まず、各グループの活動のガイド役となるグループティーチャーと共に、屋上菜園を散策しました。
菜園の各所には「目を閉じて感じよう!太陽と風はどっちにある?」「好きな香りの葉っぱを見つけてみよう」などと書かれたボードが設置されており、子どもたちはそうしたボードも手掛かりに、たくさんの発見をしていきました。

巨大に育ったヘチマに驚いたり、熟したメロンのにおいを味わったり、存分に菜園を観察した子どもたちは、いよいよ秋冬野菜の種まきに臨みます。
大根、ほうれん草、水菜など、それぞれ違う姿かたちをしている種をじっくり観察し、これからどのように成長していくのか想像を広げた子どもたち。
授業の最後に、一粒一粒、大きくなるよう願いを込め、自分たちの手で、種まきをしました。

子どもたちは来年の春まで約半年間にわたって、10種類の野菜を育て、実際に食べるところまでを体験していく予定です。

※2回目以降の実施内容(予定)

4.持続可能な開発目標(SDGs)について
国連サミットで2015年に採択された2030年に向けての国際開発目標「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」。本プロジェクトでは、特に以下の7つの目標に寄与するものです。また、当社のサステナビリティへの取り組みについては、以下の通りです。

サステナビリティへの取り組み

当社は、2021年8月に日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト街づくりタグライン「起点であり、輝点となる。」を発表しておりますが、本プロジェクトではオフィスワーカーだけでなく子どもたちも楽しみながら学べ、それぞれがつながることができる交流の場となる空間を創りだすことで、「誰もが”居場所”を持てる街」づくりに取り組んでまいります。

■Edible KAYABAENプロジェクト概要
所在地:東京都中央区日本橋茅場町1-5-8 東京証券会館屋上
交通:東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町駅」8番出口直結

URL

※本プロジェクトについて、東京都都市緑化基金、街かど緑化支援事業による助成対象の決定がなされております。

■一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパンについて
代表:堀口 博子、共同代表:西村 和代
所在地:東京都港区西麻布2-7-15
設立:2014年
一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン(ESYJ)は、カリフォルニア州バークレーを拠点に、全米、および世界の教育機関とネットワークするThe Edible Schoolyard Projectの日本における窓口として承認された唯一の機関です。

URL

■ 日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト 街づくりタグライン 

プレスリリース

2021年8月には日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト街づくりタグライン「起点であり、輝点となる。」を発表。渋沢栄一のコトはじめの精神に寄り添い、新しい価値を生み出す街を目指して、この街ならではの魅力を創り出しています。当社は、今後も日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトを加速させ、「コト始め=起点の街」の価値と魅力を発信しつつ、日本橋兜町・茅場町がさらなる未来へ向かう人々の情熱の起点となり、すべての挑戦が輝く街を目指します。

■ 日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト 街づくりタグラインロゴ 

街をつなぐ、黄金色のタスキ
「コト始め」の情熱をつなぐ街として、
人と人、人と街、時代と時代をつないでいく象徴として、黄金色のタスキを掲げ、街づくりにいかしていきます。
黄金色のタスキは、この街のいたるところで自在に形を変えながら、街に訪れるすべての人々を歓迎し、つないでいきます。

■ 日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み
ハード、ソフト、情報など多様な側面から、サステナブルな社会の実現に貢献する具体的な取り組みを実現させていきます。

※その他日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト情報発信サイト

□Kontext

□兜LIVE!

□FinGATE

【本件に関するお問い合わせ先】

平和不動産株式会社 開発推進部 担当:山中
TEL:03-3661-7771

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