ニュースリリース

サステナブルファイナンスの推進 サステナビリティ・リンク・ローンおよびESG評価型融資の取り組みーMUFG ESG評価において最高位「Sランク」を取得―

2022年2月28日

平和不動産株式会社（代表取締役社長：土本清幸）は、サステナビリティ・リンク・ローン（以下、「SLL」）の融資契約を４つの金融機関と締結いたしました。
また、MUFG ESG評価において最高位Sランクを取得し、ESG評価型融資（以下、「評価型融資」）の契約を締結しております。

■本取り組みの背景
当社グループは、中期経営計画「Challenge & Progress」において、街づくりに貢献する会社として、日本橋兜町・茅場町の再活性化、札幌再開発事業、アセットマネジメント等に取り組み、環境・防災力に配慮した安心・安全な街づくりを推進し、サステナブルな社会の実現に貢献することを目指しております。
そのため、重要施策として「サステナビリティ経営の実践」を設定し、環境、社会、ガバナンスそれぞれについて、具体的な取り組み・KPIを掲げ、企業活動を通じて社会課題の解決、SDGsへの貢献に取り組む姿勢を示しています。
本サステナビリティ経営へのコミットメントをより強化することを目的として、SLLおよび評価型融資に取り組むことといたしました。

■SLLについて
SLLは、借り手の経営戦略に基づいた野心的なサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット（以下、「SPT」）を設定し、金利条件等をSPT達成状況に連動させることで、借り手に目標達成に向けた動機付けを促し、持続可能な事業活動および成長を推進するサステナブルファイナンスです。
当社は、サステナビリティ経営を実践するうえで、気候変動への対策を重要課題（マテリアリティ）として認識し、脱炭素社会の実現に向け、「2030年度までに温室効果ガス（GHG）排出量を50％削減（2018年度比）」する目標を設定していることを踏まえ、この目標をSPTに設定し、SPTの達成状況に応じて金利条件が変動するインセンティブを付与しています。

【SLLの概要】

※温室効果ガス（GHG）排出量＝Scope1＋Scope2
Scope1：事業者が所有又は管理する排出源から発生する温室効果ガスの直接排出
Scope2：電気、蒸気、熱の使用に伴う温室効果ガスの間接排出

りそな銀行、あおぞら銀行および三井住友信託銀行によるSLLに関しては、サステナビリティ・リンク・ローン原則への適合等について株式会社日本格付研究所より第三者意見を取得しています。日本格付研究所のプレスリリースは以下リンクをご参照ください。

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新生銀行によるSLLに関しては、サステナビリティ・リンク・ローン原則への適合等について新生銀行内で独立性を確保したサステナブルインパクト評価室が確認しています。新生銀行のプレスリリースは以下リンクをご参照ください。

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■評価型融資について
評価型融資（商品名：ESG経営支援ローン）は、三菱UFJリサーチ＆コンサルティング株式会社が（株式会社日本格付研究所をサポート企業とする）ESGに関する独自のチェック項目に基づき、当社のESG に対する取り組みを評価・スコアリングし課題等をフィードバックするMUFG ESG評価に基づいて実施される融資です。
この度、MUFG ESG評価において、最高位である「業界をリードするESG経営」のSランクを取得し、株式会社三菱UFJ銀行と評価型融資の契約を締結しております。

【評価型融資の概要】

三菱UFJ銀行のプレスリリースは以下リンクをご参照ください。

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■サステナビリティ経営について
自然災害リスク対応の必要性、コーポレート・ガバナンスの進展、ESG・SDGsに対する意識の高まり等、当社グループを取り巻く経営環境が大きく変化している状況にあります。このような課題認識の中、これらの環境の変化に柔軟に対応しつつ、さらに企業価値を向上させていく必要があると認識しています。
今まで以上にサステナビリティ経営を推進することで、環境の変化に柔軟に対応しながら、ニューノーマルな社会のなかで事業機会を獲得していきたいと考えています。今後も企業活動を通じて社会課題の解決、SDGsへの貢献に取り組んでまいります。

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