ニュースリリース

木造ハイブリッド構造 新築プロジェクト 飲食店舗「平和どぶろく兜町醸造所」(平和酒造株式会社)出店のお知らせ

2021年11月16日

平和不動産株式会社(代表取締役社長:土本清幸)は、当社が推進する日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトにおいて、2022年3月31日に竣工予定の(仮称)兜町85プロジェクトの1階店舗の出店者が決定しましたのでお知らせいたします。

この度、当社が推進する木造ハイブリッド構造新築プロジェクトの1階において、昭和3年創業、日本の代表的な酒蔵である「平和酒造株式会社」(以下「平和酒造」。和歌山県海南市)が飲食店舗「平和どぶろく兜町醸造所」を出店することが決定しました。なお、平和酒造による飲食店舗の出店は、県外初となります。
渋沢栄一が拓いた「コト始め」の街として挑戦の精神が脈々と流れる兜町において、平和酒造が次の新たな挑戦の場として兜町を選び、飲食店舗「平和どぶろく兜町醸造所」は誕生します。

■平和不動産と平和酒造
「平和」の名前を冠する二社が出会ったのは偶然であり必然でした。当社は、すべての挑戦が輝く街を目指し日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトを推進する中、平和酒造も当社の姿勢に共感し、まさに縁でつながったこの出店。モノを「つくり」、「育てる」ことの大切さを表現できる場所となるものと考えています。

■実際の酒蔵・杜氏や蔵人が、この地で創り出す「どぶろく」
店舗専門業者でなく、酒蔵が店舗を出すというユニークさだけでなく、杜氏や蔵人自身がお店にてお客様をお迎えし、お酒づくりへのこだわりについてのお話を伺える。そんな特別な時間を過ごせる店になります。
どぶろくは店内で醸造。独自の製法を研究し、ここならではの楽しみ方ができる空間となるべく、検討を進めています。

内観イメージパース(現時点でのイメージであり、今後変更の可能性があります)

■平和酒造株式会社 代表取締役社長 山本氏コメント
平和酒造株式会社
代表取締役社長 山本典正氏
平和酒造の主力銘柄である「紀土」は、和歌山の水の綺麗さや柔らかさを表現し、日本酒の間口を広げたいという想いから生まれました。また2017年、日本一美しい日本酒をテーマに立ち上げたのが「無量山」です。日本酒の様々な可能性を探る中で、だんだんと原点を意識するようになりました。言うまでもなく日本酒の原料は米、米麹、水です。その同じ構成要素で造られるどぶろくは日本酒造りの祖先ともいえるお酒。清酒と異なりもろみを濾さない分、米がもつ本来の豊かさ、ふくらみが口の中に広がります。日本人にとって、米は常に生活に寄り添ってきたものであり、なくてはならないものでした。その大切な米を酒造りに用い、口に含む歓びはどれ程のものだったか。お酒を飲む歓び、嬉しさのいわば原体験を表現したい。そしてその原始的なお酒が実は日本酒の多様性の表現や可能性を広げるのではないかと予感しています。

□平和酒造
1928年、和歌山県海南市で創業。代表銘柄は日本酒「紀土」、「鶴梅」の梅酒シリーズなど。
International wine challenge(IWC)2020「SAKE部門」
・「チャンピオン・サケ」:受賞(紀土 無量山 純米吟醸)
・「サケ・ブルワリー・オブ・ザ・イヤー」:2019年に続き2年連続受賞。

■再活性化プロジェクトにおける位置づけ 
この場所は2021年8月に開業した再開発ビルKABUTO ONEのすぐ西側に位置しており、KABUTO ONE中心部にある歩行者用貫通通路に面する場所です。来街者からは、KABUTO ONEに直結(2022年12月予定)する地下鉄茅場町接続通路からエスカレーターで地上にあがると目の前に現れる建物であり、小規模の店舗が立ち並ぶエリア内側との結節点としての役割を担います。また、本店舗の出店により、当社が街づくりにおいて戦略的に誘致を進めた商業施設は合計18店舗となります。
本プロジェクトでは木質の採用、バルコニーからあふれる緑、1階の店舗賑わいを設えることで、心地よい気持ちで街を歩いていただく一助となれるよう、各種コンテンツを意識してつくりあげています。
今後も渋沢栄一の「コト始め」の精神に寄り添い、新しい価値を生み出し、すべての挑戦が輝く街を目指して、この街ならではの取り組みを進めてまいります。

平和酒造:2022年春OPEN(予定)

本プロジェクトのこれまでのプレスリリース

■日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト 街づくりタグライン 
2021年8月には日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト街づくりタグライン「起点であり、輝点となる。」を発表。渋沢栄一のコトはじめの精神に寄り添い、新しい価値を生み出す街を目指して、この街ならではの魅力を創り出しています。当社は、今後も日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトを加速させ、「コト始め=起点の街」の価値と魅力を発信しつつ、日本橋兜町・茅場町がさらなる未来へ向かう人々の情熱の起点となり、すべての挑戦が輝く街を目指します。

街づくりタグライン

■日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト 街づくりタグラインロゴ

街をつなぐ、黄金色のタスキ
「コト始め」の情熱をつなぐ街として、
人と人、人と街、時代と時代をつないでいく象徴として、黄金色のタスキを掲げ、街づくりにいかしていきます。
黄金色のタスキは、この街のいたるところで自在に形を変えながら、街に訪れるすべての人々を歓迎し、つないでいきます。

■日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み
ハード、ソフト、情報など多様な側面から、サステナブルな社会の実現に貢献する具体的な取り組みを実現させていきます。

※その他日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクト情報発信サイト

□Kontext

□兜LIVE!

□FinGATE

【本件に関するお問い合わせ先】

平和不動産株式会社 開発推進部 伊勢谷、山中
TEL:03-3661-7771

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