ニュースリリース

平和不動産グループの温室効果ガス(GHG)排出量削減に係る新目標の設定に関するお知らせ

2021年10月8日

当社グループは、脱炭素社会の実現に向け、温室効果ガス排出量削減の中長期目標を更新し、グループ全体(*1)の温室効果ガス(GHG)排出量(*2)を2018年度比で2030年度までに50%削減とする新目標を設定いたしましたのでお知らせいたします。

温室効果ガス(GHG)排出量削減 新目標

GHG排出量を2018年度比で2030年度までに50%削減

当社グループは、サステナブルな社会および成長を実現するため、気候変動を重要な課題として認識し、サステナビリティ施策の円滑な推進を目的に設置されたサステナビリティ委員会を中心に、具体的な取り組みを推進してまいりました。この度、一層の気候変動緩和への貢献を目指し、当社グループ全体の温室効果ガス(GHG)排出量の削減目標を更新いたします。

なお、この新目標について、温室効果ガス排出削減に関する国際的枠組みである「パリ協定」達成のために科学的根拠に基づいた削減目標を設定することを推奨する「SBT(Science Based Target)イニシアティブ」(*3)に申請中であり、今後認定を取得する予定です。

当社グループは、これまでも気候変動への対応として、保有物件の使用電力の再生可能エネルギー由来への切り替えや、環境性能の高いビルの設置による建築物のライフサイクルコストの低減など、積極的にサステナビリティ施策を実践してまいりました。今後も、再生可能エネルギー関連の取り組みの拡充や、環境性能の高い建築物の開発の実施等の取り組みを推進してまいります。

 脱炭素の取り組みを一層強化することで、「街づくりに貢献する会社」として、サステナブルな社会の実現・持続的な企業価値の向上に努めてまいります。

*1 当社グループが保有する不動産ポートフォリオ(共同所有による持分が物件全体の25%に
  満たない物件およびたな卸資産は除く)が対象範囲。
*2 温室効果ガス(GHG)排出量=Scope1+2
  Scope1:事業者が所有又は管理する排出源から発生する温室効果ガスの直接排出
  Scope2:電気、蒸気、熱の使用に伴う温室効果ガスの間接排出
*3 SBT(Science Based Target)イニシアティブ
  CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基
  金)によって2015年に設立された国際的な共同イニシアティブ。パリ協定の目標(気候変動
  による世界の平均気温の上昇を、産業革命時期比で最大でも2℃未満にする)の達成に向け
  て民間企業が設定する温室効果ガス削減量の目標が科学的根拠に基づいているかの検証・
  認定を推進している。

【本件に関するお問い合わせ先】

平和不動産株式会社 企画総務部 IR担当
TEL:03-3666-0182

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