開発推進部

動かないと始まらない
行動力が大きな推進力に

2018年入社 法学部 卒

キャリアパス

学生時代
法学部にて学んだ知識を活かそうと、大学在学中に宅地建物取引士の資格を取得したことをきっかけに不動産に興味を持つ。
1〜2年目
(不動産投資事業部)
不動産売買と期中管理業務。とにかく飛び込みで情報交換先を開拓。
3~5年目
(平和不動産アセットマネジメント㈱に出向)
平和不動産リート投資法人が所有する物件の売買業務を担当。2021年、2022年に2度の公募増資を経験する。
6年目~現在
(開発推進部)
主に茅場町1-6プロジェクト、札幌駅南口北4西3地区第⼀種市街地再開発事業の事業推進。その他再開発用地や将来的に街の賑わいを創出するための種地の取得等も行う。

私の仕事

私が所属する開発推進部は、開発フェーズが0~10まであるとすれば、その全てに関わることができる部署です。「再開発」と聞くといくつかの区画をまとめて大きいビルを建てるイメージだと思います。この目に見える開発フェーズを5~10とするならば、現在私が担当しているのはその前の、まさに0からの部分です。
具体的に、用地取得では開発に長い時間を要する市街地再開発事業のための用地だけでなく、現在当社で事業を推進している兜町12プロジェクトのようなミドルサイズの用地や将来的に街の賑わいを創出するための種地の取得など、兜町に限らず幅広く情報を集めます。そして、開発が決まると、オフィス、レジデンス、ホテル、店舗など、どのような建物が街に対して適当か、事業収支と街づくりの両輪で検証します。必要であれば、その間に行政や地権者との協議等も並行して進め、それらがまとまるとやっと本格的な再開発に着手するフェーズに入ります。他社では用地取得と事業推進が明確に分かれている場合も多いですが、用地取得から土地の暫定利用方法についての計画、その後の開発まですべてを担当できることは当社ならではかもしれません。
私は中期経営計画でも掲げている茅場町1-6プロジェクトの事業化やJR札幌駅前での再開発推進にも携わっています。会社の顔となるようなビルの開発に、これから目に見える形にしていくフェーズで関われることはとてもやりがいを感じます。今後何十年も街に残り続け、街の賑わいを創出することを担う建物の開発は、大変なことも多く、時には事業化を断念しそうになることもありますが、そのハードルを乗り越えて社会に貢献することが不動産デベロッパーの使命だと考えています。

私の挑戦
私の挑戦

私は入社2年目の終盤で平和不動産アセットマネジメントに出向したのですが、そこで経験した物件取得の成功体験は今でも鮮明に覚えており、励みになっています。平和不動産アセットマネジメントが運用する平和不動産リート投資法人は上場REITという性質上、投資家が期待するリターン(利回り)を生み出すような物件でなければ取得ができず、遵法性などの条件も厳しく定められており、物件取得の難易度が高いです。多くの不動産業者に出回っているような案件では、価格、つまり利回りの点から上場REITが取得することは難しいので、マーケットに出回らないような物件情報を入手することや、物件の価値向上の可能性を発見し期待する利回りを達成させる施策を考えることが重要になります。
 私が取得を担当した物件のうちの1つの事例として、売主の希望で情報の開示先を制限しているため限られた数社の買主候補にのみ声がけをしているような案件がありました。その候補のうちの1社として選定されたことは、日頃から積極的に売主や仲介会社とコミュニケーションをとっていたことが功を奏したと思います。不動産の所有者や仲介会社との定期的な情報交換、季節ごとに挨拶に行くことや、会食を催すことはすぐに結果が出るような行動ではありませんが、このようなコミュニケーションの一つひとつから人間関係を築くことが大切で、最終的に結果に結びつくのだと思っています。
また、別の案件では現地の仲介会社に足を運んでヒアリングを行い、エリアの相場と物件のポテンシャルを検証したところ、賃料アップの蓋然性が高いことがわかりました。その情報はネットの検索だけでは得ることはできず、現地の生の声を聞かなければ分からないような物件のポテンシャルでした。自らが積極的に考えて動いた結果、物件の取得に繋がったことは、物件取得の担当者としてやりがいを感じることができました。
思えば、このような動き方ができた原点は入社1、2年目に行っていたテレフォンアポイントメントかもしれません。入社後は不動産売買業務を担当していたのですが、不動産取得に大切なことは情報収集です。上司は当然様々なネットワークを既に持っているので、はじめはそのアポイントメント先に同行するだけでした。どこか物足りなさを感じ、新しい業者開拓が必要と考えるようになり、テレアポを行うようになりました。自ら業者リストを作成し、電話をかけ、情報交換先でいただいた物件情報を元に自分で収支を組んでいると物件の良し悪しがわかるようになります。一見、地道にも思える取組みでしたが、このような取組みで得た人脈の構築や知識の蓄積が自信にも繋がり、自分で考え、主体的に行動できるきっかけになったことは間違いありません。

思い出のワンシーン
思い出のワンシーン クラブ活動(サッカー部)

クラブ活動制度が見直され、最近社内で色々なクラブが創設されています。サッカー部の活動はフットサルがほとんどですが、たまに11人制のサッカー大会に参加することもあります。私も含めエンジョイ勢がほとんどです!