ビルディング事業部

事業部の新たな
可能性を探る

2010年入社 工学部 卒

キャリアパス

1~3年目
(住宅開発部)
分譲マンション(共同・単独)の事業推進(企画、設計検討、販売広告戦略等)
4年目
(信託銀行に出向)
企業不動産活用提案等
5~11年目
(開発推進部)
アセットマネジメント業務、大規模改修工事業務、再開発推進業務
12年目~現在
(ビルディング事業部)
ビル運営管理業務、新築ビル開業準備業務、省エネ関連業務、収支・予実管理業務 他

私の仕事

2023年12月に「メルキュール東京日比谷」がオープンしました。当社が保有する内幸町平和ビルで運営されていたホテルが閉館となり、複数のホテルオペレーター候補からの提案やオフィスへの用途変更の選択肢を比較検討した結果、一部を改装し、リブランドオープンしたものです。ビルディング事業部でホテル事業?と不思議に思うかもしれませんが、リテナントの一環で、かつ今回は当社が経営を行うというスキームを採用したため、ホテル事業に深く関わることとなりました。
複数のホテルオペレーターから提案を受領し、初期投資費用や想定収支を比較するのとあわせてホテルマーケットや国内ホテルブランド動向等も調査します。また、ホテルのリブランド(リノベーション)ということで、部屋割りがある程度決まっている等の制限がある中で、エントランスやレストラン、バー、エクゼクティブ・ラウンジなどホテルの特徴となる設備を検討するにはコンセプトが非常に重要です。「メルキュール」はフランス・パリを拠点とするアコーのホテルブランドの中でもミッドスケールに位置するブランドで、各ホテルのデザインはその土地の特徴と文化を反映していることが特徴です。他と差別化が図れそうだと感じたのもこのブランドを選択した一因です。
メルキュール東京日比谷のデザインコンセプトは、「Stage Art(劇場の舞台美術)」。現在も劇場や映画などの舞台を中心とするエンターテインメント文化の聖地として進化し続けている日比谷エリアにおいて、劇場の舞台や舞台衣装などからインスピレーションを得たデザインが随所に散りばめられています。例えば舞台の幕をイメージしたエントランスや映画館のフィルムをモチーフにしたルームランプなど、全てがオーダーメイドのデザインです。

今の仕事の
ここが面白い
今の仕事のここが面白い

当社ではホテル事業者に建物を賃貸するビジネスモデルが中心でしたが、コロナウィルスの感染拡大によって賃貸事業でも収益が安定的でない状況を認識することとなりました。しかし、魅力あるホテルブランドを導入することで建物や地域の付加価値を高める効果が期待できることに加え、ホテルマーケットの動向次第では想定を上回る収益機会の向上が期待できることから今回ホテルを経営するという選択をし、「メルキュール東京日比谷」がオープンしました。さらに2025年には当社が再活性化を推進している日本橋兜町・茅場町エリアにおいて、ハイアットと東京初となるホテルマネジメント契約を締結して、「キャプション by Hyatt 兜町 東京」が開業予定です。ホテル事業の展望を探りながら当社の事業にどのように位置付けていくか、これから検討していきたいと思います。

思い出のワンシーン
思い出のワンシーン 絶景の中でゴルフプレー

社内にはゴルフが好きな人も多いので、週末には同僚と一緒にゴルフに行くこともあります。若手でもゴルフをする人が増えてきたので、有志で集まってコンペを企画して懇親を深めています。