100年建築を見据えて ~日証館におけるサステイナブルの追及~

100年建築を見据えて ~日証館におけるサステイナブルの追及~

日証館は、日本橋兜町の旧渋沢栄一邸跡地に1928年(昭和3年)に建設され、東京証券取引所ビルと共に証券業界の歴史を担ってきた建造物です。
当社は時代と共にリノベーションを施すことで長寿命化を図り、歴史的価値の保存に取り組んできました。
現在も当社の本店と置いているほか、多くのテナント企業様にご利用いただいています。

  • 現在の日証館現在の日証館
  • 現在のエントランス現在のエントランス

日証館の歴史

1928年(昭和3年)、第一国立銀行・東京株式取引所などの創立者として知られる渋沢栄一翁の邸宅跡地に、東京株式取引所によって日証館は建設されました。

  • 兜町渋沢邸兜町渋沢邸
  • 日証館日証館

当初は東株ビルディングと呼ばれ、1943年(昭和18年)の日本証券取引所設立後に日証館と呼ばれるようになりました。

  • 日証館日証館

戦後は証券会社数が激増し、1951年(昭和26年)には35社の証券会社が入居する事務所ビルとして使用されました。

大規模省エネ改修工事の実施

このような、“証券の街”兜町の歴史・文化を継承する建築物を保存し、サステイナブル(持続可能)を追及するため、2010年度から2年に亘る大規模省エネ改修工事を実施しました。
工事実施当時既に築80年を超える建築物でしたが、“100年建築”を見据えて、省エネ・継続利用・地域貢献を意識した改修工事を行いました。

計画 具体内容 主要因
躯体工事 屋根・屋上断熱工事 外的負荷の減少
外壁内断熱工事
高反射塗装(7階)
Low-e複層ガラスへサッシ更新
設備工事(空調工事) 個別空調化工事
※高効率空調機の導入
熱源の変更により効果大
設備工事(電気工事) 専有部のLED照明化 機器毎のエネルギー消費量が減少

省エネの実現・外部評価

この結果、CO2排出量を約50%削減を達成するとともに、ランニングコストの約50%削減を実現しています。
テナント企業の皆様にも、消費電力の削減による経済効果がありました。

2009年度
(平成21年度)
2010年度
(平成22年度)
2011年度
(平成23年度)
2012年度
(平成24年度)
CO2排出量(t)※燃料等 628 611 431 319
対2009年度比 - ▲3% ▲32% ▲50%

地球温暖化対策報告書制度による報告数値より

このような取組みにより、日証館は第三者機関による評価として、DBJ Green Building認証「ゴールド」を取得し、50年超の築年数を有するビルにおける取得は本物件が初となりました。
以下の点が評価されました。

  1. 2年にわたる省エネ改修工事により、高効率空調機を新たに導入し、専有部全体の照明をLEDに切り替えたほか、Low-eペアガラスやBEMS等の最新の省エネ技術も取り入れるなど、環境に配慮している点。
  2. 耐震診断基準に基づく補強により新耐震同等レベルを満たした上で、更なる高い耐震性能を目指して耐震補強工事を実施しているほか、防災備蓄倉庫を設置し、周辺の帰宅困難者を想定した受入体制を構築する等、地域を意識した防災対策を行っている点。
  3. 既存ビルを長期間利用することにより、建築物のライフサイクルコストを低減させるだけでなく、兜町における歴史的価値の保全にも貢献している点。
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